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HDDからハイブリッドHDDに換装


ある日突然PC(Acer aspire5745)が起動しなくなってしまいました。


BIOS画面を確認してみると

0754.jpg

「IDEO Model Name」つまりHDDの品名が「None」になってしまっています。

「HDDをどこかに落としたか!?」という感じですが、もちろんそんな訳はなく

BIOSがHDDを認識していないということです。

分解して何度かHDDの抜き差しをしても改善しませんでした。


この時点で判ることはHDDが故障したか、HDDとPCとの接続関係がイカれたかということです。

MBRなど起動関係のセクタが逝った可能性が高いと思いますが、回復不可能セクタだと代替えしてももう寿命でしょう。

それよりももしHDDが物理的に大きな故障をしていてデータ抜き出し不可能なんてことになっていたら・・・

想像しただけで悪寒が走ってしまうほどの恐怖です・・・。


以前は大事なデータはマメにDVDに焼くなどしてバックアップしていたのですが

最近はすっかり油断していました・・・。


落ち込んでても仕方がないのでどうしようか考えました。

とりあえずデータの抜き出しです。

PCがHDDを認識しなくてもUSB接続をすれば見えるなんてこともよくある話だし、修復ディスクを使って余計なことをする前にデータにアクセスしてしまいたいので

HDDケースを買うことにします。


でもその前になんとなくknoppixをCDブートで起動してみようと考えました。

0755.jpg


なんと!

0756.jpg

ラッキーです、knoppixのファイルマネージャにHDDの内容が表示されています!

起動部分のセクタが逝っただけの可能性が高そうです。

とりあえずデータの抜き出しはできるということなのでひと安心です、ホッとしました。


後日秋葉に行ってHDDケースと動作保証のある中古HDD(160GB)を買ってきました。

HDDは160GBでは全然容量が足りないのですが

もしHDDの故障ではなく本体側の接続の故障だった場合には

新しいPCを買おうと思っていたので故障箇所確認のために買いました。



0757.jpg

バッテリーと電源を抜き、PCを裏返して分解します。


0758.jpg

HDDのマウントの金具を外してHDDを抜きます。

0759.jpg



0760.jpg

外したHDDをHDDケースに入れ、ubuntu仕様になっている古いPCにつないでみました。


0761.jpg

0762.jpg

USB接続で問題無くubuntuが認識したのでデータを抜き出しました。



そして買ってきた中古HDDを装着しました。

0763.jpg

無事に認識しました、PC側の故障はなさそうです。



と、なると今後の使用には160GBのHDDでは容量不足なので新品のHDDを買うことにしました。

SSDに興味があったのですが、まだ高いので

SSDとHDDのハイブリッドのもの(500GB)にすることにしました。

ハイブリッドHDDとかSSHDと呼ばれているようです。
(ハイブリッドHDDでは長いので以降SSHDと書きます)

0764.jpg

今までのHDDは厚さ9.5mmだったのですが、これは7mmなのでスペーサーも一緒に購入しました。
(メーカー、マウンタの種類によってはスペーサー不要のものもあります)



0767.jpg

こんな感じの厚さの違いがあります。



0765.jpg

後述しますが、新しいSSHDは「AF」のマークがあります。


PCに装着する前に

0768.jpg

これを薄く端子に塗っておきます。

0769.jpg





0771.jpg

厚さ調整のスペーサーを付けようとしたらちょっと大きいことが判明しました


0772.jpg

カットして無事装着しました。



0773.jpg

きちんとBIOSで認識しました。



先ほどのSSHDの「AF」マークですが、これは「AFT」という新しいHDDの規格で

従来のHDDは512バイトを1つのクラスタに規定していたのですが

「AFT」ではその8倍の4096バイトを1つのクラスタとする規格です。

簡単に説明するとパーティション分けやOSをインストールする部分を

4096の倍数のバイト数から始まるようにする必要があるということです。

これを調整することを「HDDのアライメント調整」と言い、そのためのフリーソフトもあります。



今回ちょっと悩んだのが、Windows Vistaのsp1、Windows7のsp1以降のものは

最初からこの規格に対応しており、調整する必要がないのですが

このPCはリカバリするとただのWindows7に戻ってしまうということです。

これに関して検索して調べてみたのですが、情報が錯綜していて

「sp前のものはインストールしてから調整する必要がある」とか

「sp1以降のPCでHDDをフォーマットすれば大丈夫」とか

「sp1にアップデートすれば自動的に規格に合うようになる」とか

「アライメントを調整しなければOSのインストールがうまくいかない」とか

「インストールできてもWindows Updateができないのでsp1にならない」などの

バラバラの情報が出てきます。



今回新品のSSHDということもあり、HDDまるごとコピーではなく

リカバリディスクを使い、一からインストールしようと思っていました。
(実際壊れているHDDからコピーなんて論外ですが)

ただ故障場所確認の中古HDDを買ったため、今後それがバックアップに使えるので

SSHDはパーティション分けをする必要がなくなりました。

なのでOSの開始オフセットさえ正しい位置になれば問題はないということになります。



どうするのが正解なのかやってみないと分からないので

とりあえす「sp1以降のPCでHDDをフォーマットすれば大丈夫」をやってみます。

それでダメならその都度また対応しようと思います。



なのでまずPCに中古HDDを装着し、リカバリディスクを使いOSをインストールします。

0960.jpg

そしてsp1にアップデートします。

0775.jpg

sp1は光回線でもネット接続でインストールすると4時間以上かかることがザラです。

なのでインストールCDを作ってインストールします。

これでも2時間くらいはかかるのですが、まだマシです。



余談ですが、このaspire5745は当初通常のWindows Updateではsp1になりませんでした。

ならないというか、Windows Update更新の候補にすら出てこなかったのです。
(CDからのインストールは問題なくできた)

VGAドライバが原因だったらしく、AcerのHPのサポートで更新しなければなりませんでした。



と、いうわけで中古HDD搭載のPCが無事Windows7sp1になりました。

新品SSHDをHDDケースに入れ、USBに接続してもマイコンピューターは認識しません

なので管理メニューからディスクを選択しフォーマットします。

そしてマイコンピューターがSSHDを外部ディスクとして認識したら

右クリックでフォーマットの画面を出します。

0782.jpg

この時点で「アロケーションユニットサイズ」が「4096」になっています、大丈夫なようです。


そしてまたPCを分解し、SSHDを装着してOSをインストールしました。


sp1にアップデートする前にmsinfo32→コンポーネント→記憶域→ディスクでもう一度確認します。

0779.jpg

最後の「パーティション開始オフセット」がsp1のデフォルトの1048576バイトになっています。
(パーティション分けをすればこれがいくつか表示されます)

4096の倍数です、無事成功です。

というわけで、AFTの新品のHDDなどはAFT対応のOSでフォーマットすれば大丈夫のようです。




ちょっと心残りなことは・・・

このPCも最近のPCにありがちな、HDD内にリカバリ領域があり

通常のリカバリはHDD内のみで行うタイプです。
(リカバリディスクを作成することはできる)

そしてacerはリカバリディスクの販売はしていないので

もしディスクを作っていない状態で故障したならOSの再インストールのために

acerに修理に出さないとならないのです。



とりあえず購入してすぐにディスクは作成したのですが、PCで焼いたDVDは

ある日突然読めなくなることがあるのです。
(メディアの質、書き込み速度、保存状態などが原因)

だいぶ前のことですが、実際に読めなくなることがあってから

本当に大切なデータだけは二重にデータ保存するようにしています。



今回、隠しパーティションもコピーできるソフトを使い

リカバリ領域のコピーを試みたのですが、何度やってもダメでした。

どうやらリカバリ領域のどこかのセクタもいっちゃってるっぽいです。

東芝製とかならディスクからリカバリするとキチンとリカバリ領域も作成されるのですが・・・。

仕方ないので現在あるリカバリディスク3枚をisoイメージファイルとしてPCに読み込ませ

SSHDとバックアップ用HDD両方に保存しました。

バックアップ用HDDがなければSSHDをパーティション分けしてそこに保存していたところです。

そうしておけば必要になったらまたリカバリディスクを焼くことができます。





CrystalDiskInfoで各HDDの状態を確認してみました。

0776.jpg

これが認識されなかったHDDです。

代替処理保留中や回復不可能セクタ数などは0だし

不良セクタは代替処理が済んでいるにもかかわらず認識されなかったようです。

よっぽど不運な部分が不良セクタ化したようです。

まあ16進数なので79Bは1936、結構傷んでいるということですので無理もないかな。


HDD RegeneratorやHDAT2などの修復ソフトの利用も考えたのですが

使用時間が14000時間を超えているし1936も不良セクタがあるのでは

HDD Regeneratorで全てが回復する可能性は限りなく低いでしょう。

HDAT2は基本的には代替処理保留中のセクタを代替処理してくれるものなので

代替処理済みのセクタしか見つからないこれでは意味が無いと思いました。




0777.jpg

これが中古で買ったHDDです。

この程度の使用時間ならフォーマットしてバックアップ専用として使えばかなり使えそうです。

秋葉のパーツ屋で税抜2100円でした。





0778.jpg

そしてこれがSSHDです。

ツクモのネットショップで税込6480円でした。



読み書き速度も計測してみました。

壊れているHDDの測定は無意味なので中古HDDとSSHDとの比較になります。


0780.jpg

これが中古HDD




0781.jpg

こちらがSSHDです、数字上でもかなりの差があります。



SSHDには学習機能があり、OSの起動やよく使うソフトの起動はかなり早くなります。

HDDでは電源オンからの起動時間は約1分でしたが、SSHDでは30秒くらいです。

かなり小気味良く起動してくれるようになりました。



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筆者:バルキッチョ
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