スマホ用ロッドアンテナ自作
現在、スマホはFJL22を使っています、その前はISW13Fを使っていました。
性能的にはFJL22のほうが圧倒的に上ですが
ごくたまにワンセグ(FJL22はフルセグも)機能を使うと
電波の掴みは圧倒的にISW13Fの方がよかったことに気が付きました。
というのもISW13Fは格納式のロッドアンテナが装備されていたのですが
FJL22ではなくなってしまったのです。
ヘッドホンジャックに挿すコードアンテナは付いてくるのですが
どうも使い勝手がよくありません。
そこで簡単な作りで、ジャックに挿しても負担のかからない程度の重さのアンテナを
自作してみることにしました。
まず100円ショップで買ったイヤホンマイクがあったので、それのプラグ部分をむき出しにします。
左端の端子は右端に、左から2番目は右から2番目に、3番目は3番目に導通していて
4番目は地続きになっている4極プラグです。
現在主流のCTIA規格だと左端からL、R、グランド(アース)、マイクに接続されるはずです。
そしてかなり前からあって、現在では電池がダメになり使い物にならなくなった
ポータブルワンセグTVのアンテナを取り外しました。
アンテナの付け根はハンダ付けしやすいように少し削りました。
さて作成前にまずテストです。
FJL22は最近の機種なのでジャックの規格はCTIAだと思うのですが一応確認してみます。
まずマイクの部分にアンテナをくっつけてみます。
本来はここに接続するのが正しいと思うのですが、もしFJL22が旧規格のOMTPならば
ここはグランドということになります。
いつもなら家の中でワンセグ、フルセグを自動切り替えにしていると
よほど窓に近づかない限りワンセグにしかならないのでかなりいい感じです。
次は2番めの端子(たぶんグランド)にくっつけます。
こちらもほぼ同じくらいの感度です、どちらを使っても変わりないということなのでしょうか?
少し長めに観察したらこちらのほうがほんの少しだけ安定していたので
(ずっと手を触れているので、本当はたまたまだと思っていますが)
こちらにハンダ付けすることに決定!
ちなみにグランドとマイクを短絡させるとイヤホンが挿されたと判断されてしまい
本体スピーカーからの音声は出なくなります。
ハンダ付けの前に他の端子部分に熱収縮チューブを使って絶縁処理をします。
(残念ながら黄色しかなかった・・・)
仮り付けして銅線で固定します。
銅線ごとハンダで固定してしまいます。
その上から大きめの熱収縮チューブで包んで完成です。
力がかかる部分ではないのでこんな感じで十分だと思います。
とても快調です!
家の中でMXテレビのフルセグも観られるようになりました。
短くすればこのくらいなので持ち運びも問題ないでしょう。